デストロイヤー
★と訪問ありがとうございます。
最初からなんですが、自分は首を痛めました。
原因はバトミントン。
何年か振りに振ったラケットに見事に翻弄されて右を見ても、左を見ても、ゆっくり俯いても、前を向いても、天井を見上げても痛い。
コーヒー豆でも轢き潰すかのようにじわじわと痛みが広がっています。痛い。こんな時には、ヨガでも…とは思ったものの今日はもう休もうと心に誓いました。おやすみ大事。
そんな昨日の今日、応急処置のアミノ酸が効いたのか首は無事治りました。
治って早々、今朝は毎週恒例のデッサン教室へ出かけました。実は自分、社会人になって三年目ですが今更ながら学校に行きたいと思って勉強している身です。
目指すは美術修復師。
なんじゃそりゃって人が多いと思います。仕事の内容的にも、理由的にも。でも、なんでそんなしたかったかって理由は単純、美術が大好きだからです。
自分は小さい頃から絵を描くのが好きだった。綺麗な絵をじっとみるのも大好きだった。興味のある事しかできない自分が唯一、興味を持持ち続けたのが美術だった。身体が芯の底から震えるような美しい絵画、時代の色が染み付いた仏像、一瞬の色を吸い取って止めた陶磁器や漆器類。
世界には人が作った様々な美しいものがある。だけどそれは物質である限り必ず朽ちていく。データで残した物は確かに朽ちる事が無いし、なんだったら何処でも、どんな時でもみることができるし、いくらでも複製ができる。とても便利で、確かな記録とはなると思う。でも、それは記録であって、そのものではない。物は本物だからこそ、そこにある意味があると思う。だからそれをそのまま朽ちさせるこは勿体無いと思ったんです。ただのもったいない精神ですね。
今の安定職を取るか、まだ見ぬ未開の仕事を手探りでやっていくか。色々と考えたけど、やっぱり有名にも記録にもならなくてもいいから苦労してもこの仕事をしたいと思った。そんだけです。
まだ、絵画をしたいのか、仏像や漆器などどれをやりたいのか決めてはいないのですが、取り敢えずやってみようと思っています。毎日、残業、明日から6連勤と前途多難ではありますが頑張ります。